CBL 決勝T 準々決勝～北地区代表決定戦～

１１月２９日(月)

天野野球、堅実。長谷川、折橋が応える。

■ VS 立教大学 ドンファン
＠大井埠頭海浜公園

○　２-１

後攻

1.(中)長谷川一馬
2.(遊)天野皓志郎
3.(三)餌取宏太
4.(投)加藤創
5.(一)渡部良
6.(二)林純也
7.(左)荒井規充
8.(右)折橋拓斗
9.(捕)小舘直人

北地区代表決定戦の相手は立教ドンファン。体調不良などで人数を欠く天野中央は捕手に小舘を起用。

この日も先発はエース加藤。雨で試合日程が伸びたため、疲労はない状態だった。

変化球を中心に組み立てていく捕手小舘の元、初回から加藤は安定したピッチングを見せる。

それに負けじと２回、２死から８番・折橋が左中間を破る二塁打を放つが、得点には至らず。しかし天野の起用に見事に応えた折橋は、チームを勢いづかせた。


早く点を取り、加藤から渡部にリレーしたい中央は３回、この試合でリードオフマンとして１番に復帰した先頭の長谷川が、入ったかと思わせる左中間へ二塁打を放ちチャンスメイク。続く２番天野はをサード前に転がし、一塁へ意地のヘッドスライディング。これが相手失策を誘い、無死1、2塁とする。３番餌取は送りバントをきっちり決め、１点への執念を見せ、４番加藤の二ゴロの間に長谷川が返り、先制点を挙げる。

３回まで安定したピッチングをしていた先発加藤は４回表、先頭バッターをフォアボールで出すと、送りバントとワイルドピッチで２死３塁としてしまう。ここで４番打者に対し、ストレートが甘く入りセンター前を打たれ同点に追いつかれる。


緊迫した試合を切り裂いたのは、長谷川だった。５回、先頭の長谷川はフォアボールを選び１番の仕事を充分に果たすと天野はきっちりとバントを決め１死２塁。３番餌取が倒れた後、長谷川のスチールで２死３塁。続く４番加藤の打球は遊エラーを誘い、長谷川が返り遂に勝ち越し。


このまま中央は逃げ切り、北地区代表の座を得た。
完全に目を覚ました赤いダークホースは、南地区代表、日本大学ROOKIESを迎え討つ。