CBL 決勝T 2回戦
11月15日(月)
加藤、ノーヒットノーラン!
■VS 尚美大学 レッドイーグルス @尚美大学専用球場
○ 2-0
昨年のこの大会で、サヨナラ負けを喫した相手、レッドイーグルスに対し、先発加藤で勝負に挑んだ。
打順を変更した天野の采配がズバリ的中。
2回表、先頭の4番加藤がヒットで出塁。5番渡部のバント失敗と6番林のピッチャーゴロで2死とするが、相手のバッテリーエラーで3塁まで進む。続く7番大井がフォアボールで出塁すると、すかさず盗塁で2死2、3塁。
そして8番荒井が、意地のタイムリーで2人がかえり、いきなり2点を先制する。
守りの面では、先発加藤が見事なピッチングを見せる。キレのあるストレートに加え、変化球が冴えわたり、相手バッターのタイミングを尽く外していった。
3回以降、りこなんはチャンスは作ってゆくものの、もう1本が出ず投手戦に突入した。
そんな状況の中でも、先発加藤は2塁ベースさえ踏ませない完璧なピッチングでスコアに0の数字を入れ続ける。
最終回、加藤は先頭バッターに、この日2つめの四球を与えてしまう。
ここで盗塁をしかけてきたが、捕手大井は落ち着いていた。きっちりとした送球で盗塁を阻止。これに助けられた加藤は続く3番、4番をセカンドゴロに抑えゲームセット。
ふたを開けてみると、加藤はノーヒットノーラン達成。
最高の結果で、因縁の相手に昨年の借りをきっちり返した。
これでりこなんは堂々のベスト8で地区トーナメント決勝を迎える。
チームの絆を確認し、勢いに乗ったりこなんは、いよいよ頂点へと走り出した。